書評: 文章のアウトプットが苦手な自分が『アウトプット大全』を読んだ
こんにちは、けんご(@N30nnnn)です。
なんとなくアウトプット苦手だな〜と思ってたのでアウトプット大全読んでみたんだけど、意外な気づきがあった。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者:樺沢紫苑
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
本の構成は大きく3本立てで、それぞれ話す•書く•行動するに主眼を置いている。
書く章や行動する章は、今までによく目にしたことが書いてあり、例えば
- 書き物は完成度よりもまず完成させる
- ペンで構想を練る→パソコンで文章を書き上げる
- 日頃からネタを書き貯める
- 毎日続ける
- 同時に複数のことをしない(一つのことに集中する)
など、よく見るアウトプットやあらゆる行動に通ずるコツが下記並んでいるのだけど、話す章には個人的に目新しい気付きがあった。
特に良かった気付きは「 日々の会話もアウトプットのひとつ 」。話すに関するアウトプットで想像しやすいのは勉強会や社内発表で登壇するだと思っていたのだけど、会話とか議論はよくする自分としてはその一文で自分が苦手なのは文章にまとめることであってアウトプット全体じゃないってことに気づいた。アウトプットはしてるな俺、と。
一方で、自分が文章を書くのが苦手なのは原因含めてなんとなく分かってて、それは重複した内容のブログが乱立してると個人的に不快に感じるため、内容に新規性とメッセージ性が無いと筆が進まないからなんだけど、この本では学んだことを「誰かに見られてるかも」という緊張感の元に要約して、ともすれば添削してもらうためにアウトプットすることを薦めてて、まぁそうやってアウトプットが定着に繋がるんならそれも有りかもなとか思った。不快感をよそに。
こうして誰に宛てる訳でも無い思考整理のためのブログもありかもな、と発想させられる気づきをもらえたいい本だった。