学会に参加するに当たって心に留めておきたいこと
来週は人工知能学会です。
学会に参加するに当たって心に留めておきたいことを綴ったとてもいい記事があるので、個人用の意訳メモをここに残したいと思います。
元記事
Nine things I wish I had known the first time I came to NIPS
意訳メモ
自分を未熟者と思って萎縮しないで。
機械学習の大家でさえ、自分が過ちを語っているのではないかという不安を抱えている。参加者同士の多くは既に知り合いでコミュニティが形成されている様に見えるが、そんなことはない。
イケイケな業界なので初参加者・初心者も多く、彼ら彼女らも人と知り合うのを楽しみにしている。すべての講演に無理やり参加する必要はない。
講演を聞くのと同時に、人と出会うことも価値がある。 無理やり講演に参加しすぎず、 新しい人と会話し議論することも大切である。 1日に聞ける講演はせいぜい5とも言われている。全く新しいトピックの講演にも参加してみよう。
全く新しい発見があるかも。講演者に質問をしてみよう。
そこから良い会話に発展するかもしれない。自分の取り組んでいる開発について紹介できる様に練習しておこう。
学会で出会う人は、必ずあなたがどんなことに取り組んでいる人か聞いてくる。 それなら練習しない手は無くない? 自分の取り組みについて語る内容は、詳細ではなく、そのゴールのイメージを伝えられる様にしよう。 なぜあなたがそれに関心を持ち興奮しているのかについても。
私は自分の取り組みについて語るのが嫌だった。 それは人に自分の取り組みや関心を否定されるのが怖かったから。 そうならない様に練習するのがおすすめ。最も大切なことは、大御所に顔を売ることではなく切磋琢磨できる友達を作ること。
大家や大御所に顔を売り知り合いになることは悪いことではない。 でも彼ら彼女ら以外にも多くの参加者がいて、 その中で切磋琢磨できる友達を作ることが最も大切たと考える。 そうしてできた友達らは今後何年も同じ業界で働き協力し合う関係になるだろうし、もしかしたらその中から"大家"が出てくるかもしれない。たった一人の新しい友人から多くの人に繋がることもある。
イケてる人は、だいたいイケてるネットワークを持ってる。 彼ら彼女らのネットワークも紹介してもらおう。(内向的でシャイな人へ) たまには休憩しても良いんだよ。
人と出会うことが大切と記したが、 たまには休憩して自分を保つのも大切だよ。
これはとてもいい記事だと思いました。
セッションは、質問を含めて一方向的で気が楽なんですよね。 しかも、いざ話しかけようと思っても相手が熟練した人かもしれなくて、未熟な自分が話しかけるのはおこがましい気分なります。 でも自分が今まで取り組んできたことは揺るぎない事実で自信をもって語れますし、 仮にレベル感が合わない熟練した人でもそのような真摯な取り組みには案外関心持ってくれたりするんですよね。
今までの学会や勉強会参加で、その後連絡を取り合う知り合いが都度1人くらいはできましたが、これを2,3人と増やしていけたら有意義ですよね。 そう思うと、積極的に話しかけて行く姿勢を心に留めておきたいです。
また日頃の取り組みも、後に自信を持って伝えられる様にきっちり行いたいです。